<目次>
はじめに
RGガンダムの良い点
RGガンダムの悪い点
RGガンダムの悪い点の改善法 <注意!>
補足 <見栄えアップ!>
まとめ
はじめに
私がRG RX-78-2 ガンダム(以下RGガンダム)を購入したのは、5年ほど前の事です。
購入後すぐに製作し、計3日ほどで完成しました。
2日で巣組み+付属デカール貼付(一部ガンダムデカール貼付)+スミ入れの作業が終了し、3カ月程この状態で飾り、その後、部分接着、部分塗装、つや消し等を行いました。
RGガンダムの発売日は10年ほど前ですが、RX-78-2 ガンダムは定番中の定番モビルスーツですので、以下にRGガンダムのレビューを記します。
RGガンダムの良い点
・色分け済みパーツのスナップフィットキットである事→組みやすさ↑(組みやすさを増加させている)、素組みのみでもある程度以上の完成度になる、塗装しやすさ↑
・可動箇所が多い→とる事の出来るポーズの数が多い
・可動パーツの可動域が広い→とる事の出来るポーズの数が多い
・モールドの数が多い→見栄えが良い
・付属のリアリスティックデカールが精密な上、数が多い→見栄えが良い
RGガンダムの悪い点
・外れやすいパーツがある。
・キットに付属する関節部貼付用リアリスティックデカールの一部は、指定箇所に貼付した場合、剥がれ易い。
・1/144スケールであるため、かなり小さなパーツがある→組みやすさ↓、パーツのなくしやすさ↑
RGガンダムの悪い点の改善法 <注意!>
・外れやすいパーツ→市販のプラモデル用接着剤で接着すると問題ない状態になります。
・関節部貼付用リアリスティックデカールの一部が剥がれ易い点→
①関節部貼付用リアリスティックデカールを貼らず、メタリック系塗料等(シタデル、ファレホ、アクリジョン等)で部分塗装を行う。
ただ、塗装部位が関節部のため、塗料の種類によっては、塗料が関節の可動部に入り込んで乾燥し、関節が可動しなくなる可能性があります!
このため、注意深く塗装作業を行う必要があります。
それから、ご存知の方も多数いらっしゃると思いますが、エナメル系塗料をプラスチックに直接塗布すると、プラスチックが割れる事があります。
関節部に対するエナメル系塗料の直接塗布は、他の部位に対するエナメル系塗料直接塗布よりも、プラスチックが割れる確率がかなり高いため、 エナメル系塗料で関節部を塗装する際には、エナメル系塗料塗布前につや消し塗料等で関節部を十分にコーティングし、エナメル系塗料が直接プラスチックに触れる事がないようにする事が重要です!
②関節部貼付用リアリスティックデカールが剥がれてきたら、剥がれてきた部位の同デカールを左右両関節部とも自分で剥がしてしまいます。
その後、リアリスティックデカールを剥がした関節部に対して何の作業も行いません(←私は、この経験者です)。
例えば、右肘関節のリアリスティックデカールが剥がれてきた場合、左右差によって見栄えが悪くなるのを防ぐため、右肘関節のリアリスティックデカールのみならず、左肘関節のリアリスティックデカールも剥がす、という事です。
この状態でもRGガンダムは、クールです。
私は、RGガンダムをしばらく素組み状態で飾っていました。
関節部貼付用リアリスティックデカールが剥がれてきたために自分で左右両方を剥がしましたが、この状態でもRGガンダムはクールだったので、かなり長い期間、この状態で飾っておりました。
補足 <見栄えアップ!>
1)スミ入れ
RGガンダムはモールドが非常に精密なため、スミ入れを行うと劇的に見栄えが良くなります!
2)RG RX-78-2ガンダム用ガンダムデカール貼付
付属デカールの代わりに上記ガンダムデカールを貼付すると、かなり見栄えが良くなります。
私は、胸部等RGガンダムの一部に、このガンダムデカールを貼付しました。
私が5年ほど前に購入した際は500円ほどでしたが、現在(2019年10月30日)は入手困難なのか、アマゾンでは約2000円で売られています。
まとめ
RGガンダムですが、良い点が悪い点をかなり上回っています。
ハイリアリティな1/144 RX-78-2ガンダムを製作したい方全てへおすすめのガンプラです。
巣組み+付属デカール貼付のみでも完成品はクールなので、模型初心者も楽しめます。
模型上級者は、スミ入れ、チッピング、ウェザリング等を行えば非常に完成度の高い1/144 RX-78-2ガンダムを比較的手軽に手に入れる事が出来ます。
ただ、ハイリアリティなRX-78-2ガンダムを製作したい方で、1/144というスケールにこだわりがないのでしたら、値段は少し高く、サイズも大きいですが、MG RX-78-2ガンダムVer3.0(1/100スケール)の方をおすすめします。
簡単に申し上げますと、このMGガンダムはRGガンダム(1/144スケール)を1/100スケールにしたようなキットです。
ですが、サイズが大きい分、組みやすさ、スミ入れ、塗装のしやすさにおいて、RGガンダムよりかなり優れているためです。
RGガンダムの値段は、現在(2019年10月30日)、アマゾンで2000円程でして、コストパフォーマンスは高いです。