ストーンオーシャン第3シーズンをNetflixで観ました。
映像と音楽が良いです。
ストーリーはジョジョpart5(黄金の風)迄に比べると難解です。
劇中、本作のボス敵プッチ神父が「天国に到達する」と言いますが、漫画版を未読の視聴者のほとんどが「天国に到達するってどういう事?」と考えるでしょう。
(その解説(私の解釈)は、別の記事で行います)
とはいえ、全体としては面白い作品です。
特に、ジョジョらしい、プッチ神父との頭脳戦は迫力があり素晴らしい。
BGMもマッチしており、バトルシーンを盛り上げます。
プッチ神父のスタンド「メイド・イン・ヘブン」の「時を無限に加速させる能力」の前に主人公ジョリーン、承太郎等、次々と主人公パーティーのメンバーが倒れていき、ジョジョpart1から続いてきたジョースター家は滅亡しますが、ジョリーンからスタンド「ウェザーリポート」の能力を記録したディスクを託されたエンポリオが、一巡後の世界においてウェザーリポートを使ってプッチ神父を倒すという展開はよく考えられた熱い展開であると思います。
ラストに描かれるパラレルワールドに別の名前のジョリーン達が登場する事も、「ボス敵の野望は阻止したが主人公パーティメンバーがほとんど死亡するハッピーエンドとは言えない系エンディング」を打ち消す方向に働き、好感が持てます。
本作の面白さは、★8です(最大★10)。