<目次>
シタデルカラーとは?
ウェザリング前に、夢の塗料シタデルカラーでスミ入れしてみよう!
補足ーピンウォッシュ <役立つ知識!>
シタデルカラーとは?
隠蔽力が高く、乾燥が早く、塗膜が強い、という夢のような水性塗料です。
水性塗料のため、水で希釈・筆洗い可能。
ただ、一般的な日本製塗料より高価です。
ベース(下地塗装用塗料)
レイヤー(ベースよりも隠蔽力の弱い、ハイライトに適する塗料)
ドライ(ドライブラシ用塗料)
:約600円(一部は約800円)
テクニカル(台座の地面作成、特殊効果等に使用する塗料)
:約600円~約1100円
シェイド(ウォッシュ系塗料。ミニチュアに陰影をつける)
コントラスト(特殊ウォッシュ系塗料)
エアー(エアーブラシ用塗料)
:約1100円
シタデルスプレー(プライマー&サーフェイサー)
:約2500円。リトリビューターアーマー(ゴールド)のみ約4000円。
ウェザリング前に、夢の塗料シタデルカラーでスミ入れしてみよう!
シタデルカラースミ入れ法(1)
(1)-1
素組み状態のプラモデルを用意します。
プラモデル(やミニチュア)のスミ入れしたい部位(モールド等)を含む区画を、好みの色のシタデルカラー・ベースで塗装して乾燥するのを待ちます。
通常、5分程で乾燥します。
(1)-2
塗装した区画に似た色のシタデルシェイドのポッド上下端を掴んでポッドを逆さにし、よく振ります(20回以上が目安)。
ポッドの蓋を開けて、(1)-1でベースカラー塗装した区画の塗装に適したサイズの筆(丸筆か面相筆)で、同区画全体にシェイドを塗ります。
塗料溜まりが発生していないか確認しながら塗るのがコツです!
乾燥を待ちます。
待ち時間の目安は、40分以上です。
(1)-3
塗装した区画内のムラになった部分等、ウェザリング前に修正したい部位があれば、その部位を、(1)-1で使用したシタデルカラー・ベースで上塗りします。
乾燥を待ちます。
乾くとスミ入れ完了です!
(1)-4
プラモデルの他の部位に手を加える必要がないなら、ウェザリング(汚し塗装)を行います。
プラモデルの他の部位に手を加える必要があるなら手を加えた後、ウェザリングを行います。
シタデルカラースミ入れ法(2)ーハードなウェザリングを行う場合等に行います。
(2)-1
素組み状態のプラモデルを用意します。
プラモデル(やミニチュア)のスミ入れしたい部位(モールド等)を含む区画を、シタデルのつや消し塗料(ストームシールド、ラーミアン・メディウム)、トップコート等でつや消しし、乾燥を待ちます。
(2)-2
つや消しした区画に似た色のシタデルシェイドのポッド上下端を掴んでポッドを逆さにし、よく振ります(20回以上が目安)。
ポッドの蓋を開けて、(2)-1でベースカラー塗装した区画の塗装に適したサイズの筆(丸筆か面相筆)で、同区画全体にシェイドを塗ります。
塗料溜まりが発生していないか確認しながら塗るのがコツです!
乾燥を待ちます。
待ち時間の目安は、40分以上です。
乾くとスミ入れ完了です!
(2)-3
プラモデルの他の部位に手を加える必要がないなら、ウェザリング(汚し塗装)を行います。
プラモデルの他の部位に手を加える必要があるなら手を加えた後、ウェザリングを行います。
補足ーピンウォッシュ <役立つ知識!>
塗装工程(1)-2、及び塗装工程(2)-2において、スミ入れしたい部位を含む区画全体を塗るのではなく、スミ入れしたい部位を塗装するのに適したサイズの面相筆で、スミ入れしたい部位(モールド等)のみを塗っていきます。
これが、ピンウォッシュです。
ピンウォッシュを行った場合、スミ入れ部位がシタデルカラースミ入れ法(1)、シタデルカラースミ入れ法(2)よりも目立ちます。
塗装工程(1)-2においてピンウォッシュを行われた場合、ウェザリング前に修正したい部位(シェイド塗料を塗りすぎてしまった等)があれば、その部位を塗装工程(1)-1で使用したシタデルカラー・ベースで上塗りし、その乾燥後に塗装工程(1)-4に進みます。