2045年、日本製宇宙ステーション「あんしん」に宇宙災害が発生。月生まれの主人公少年と同じく月生まれの少女を含む子供達のサバイバルと世界規模の大事件を描いたSFアニメ。
Netflix版は全6話(1話30分)、映画版は前編と後編、という構成です。
映像が美しく、楽しめました。
無重力の映像表現等もグッド。
ストーリーは中の下といったところです。
前半は「ポセイドンアドベンチャー」風のサバイバル、後半は「2001年宇宙の旅」系物語。
ディーグル、オニクロ等の企業名パロディに思わずニヤリとしてしまいました。
ストーリーのテンポに関しては、テンポが早すぎると思います。
専門用語が多い点は楽しめましたが、SFファン等ではない視聴者には分かりづらいと思います。
逆シャアを彷彿とさせる、彗星を地球に落として人類の30%を抹殺しようとするAI。
エンディングにおいて、そのAIの説得を主人公達が試み、最終的にハッピーエンドとなった点は好感が持てます。
本作品の面白さは★4(最大★10)です。